2023年9月29日金曜日

第8代ユネスコ事務局長・NPO法人ユネスコパートナーシップ世界遺産トーチランコンサート協会理事長・松浦晃一郎先生のお誕生会!

 9月29日は松浦大使のお誕生日でございます!

この11月に開催される世界遺産トーチランコンサート(以下 TRC)の打ち合わせを兼ねた会食があり、この場にて、松浦大使のお誕生日のお祝いをさせていただきました!

今年はユネスコ無形文化遺産条約採択20周年という節目で、

この条約を制定したのが松浦大使です!

不動産や自然といった、世界遺産、世界自然遺産とは別に、伝承や風習といった「その地域の文化」に対しても保護していかなければならないということで、人の営みや生活に密接した文化の保護にもご尽力されているのが松浦大使です。

11月27日に渋谷・さくらホールで行われるコンサートでは俳句とのコラボレーションでの開催となり、松浦大使とご一緒にトークセッションしていただく俳人・玉藻主催で鎌倉虚子立子記念館館長の星野高士先生(かの俳人・高浜虚子のひ孫様!)、高士のご令嬢で渋谷区議会議員の星野愛様(高浜虚子の玄孫です!)のご主人で秘書の竹内雅郎氏、元国連事務次長で公益財団法人ニッポンドットコム理事長の赤坂清隆氏、元ANAで毎回TRCでは「peace of mind」の手話の振り付けにて活躍されている黒澤慶子氏らと共に、実に楽しいひと時を過ごさせていただきました。

今回の会食ではお仕事のため参加いただけませんでしたが、前述した星野愛さんは、羽田空港国際線で実施されていたTRCにて、東京国際空港エアターミナル(TIAT)が、このコンサートのために結成したTIAT合唱団のコアメンバーでした。!

この合唱団の団長が黒澤慶子氏であり、今回の俳句とのコラボレーションに繋がるよう愛さんと一緒に本公演とのコラボをお考えくださいました。

TIAT合唱団では、毎回私が指導させていただきましたが、非常に熱心に取り組んでいただいていたお二人です!

羽田空港でのTRCのご縁が、このように繋がっていることは、本当に奇跡です。。。。

星野高士はNHK初め多くのメディアにも登場され、先日はご自身が発表された俳句のご本が大きな賞をお取りになったということもあり、「俳句=言葉」というテーマでもお話が展開し、まさに文化の重要性を実感するひとときとなりました。


俳句は日本のみならず、各国でも愛好家が多いそうです。

さくらホールでのコンサートをきっかけに、今後も星野氏初め赤坂様や皆さんと、松浦大使がご尽力されている「世界遺産保護」「文化の重要性」「心の平和」について、より一層、この意味を深めていく作品作りとコンサートができるよう、私も精進いたします!

この会食の際にもお話しさせていただきましたが、孔子の『礼楽思想』。

孔子の言葉『子曰、人而不仁、如礼何、人而不仁、如楽何。』というのがあるそうです。

子曰く(いわく)、人にして仁ならずんば、礼を如何せん(いかんせん)。人にして仁ならずんば、楽(がく)を如何せん。 意味は、 「孔子がこうおっしゃった。 『人として思いやり(仁)のないものが、礼を習得してどうなるのだろうか。 人として思いやり(仁)のないものが、楽を奏で歌って何になるのだろうか。』 仁とは、他者に対する人間としての情愛、自然な思いやりのこと。 他者を大切にして思いやるという「仁」に欠けたものが、幾ら形式的な礼節を学んでも何にもならないし、歌、演奏の技術を上達させても何にもならないのである、と言うお言葉です。 他者を大切にする「仁」のない者が(私は「言葉だけで心がない者」と言うように解釈しています)、いくら見せかけだけの技術を習得しても全く無意味であるということである、という言葉は、演奏家は、そして作品を作ったり、発表したりする者は心しておかなければならない、と学びました。

綺麗な言葉を並べるばかりで実際の行動は伴っていない、と言うことは恥ずかしいですよね。。。

仏作って魂入れず、でしょうか。

芸術分野では、どうしてもテクニックばかりに走りがちなこともありますが、松浦大使や星野先生、そして濱野画伯は、志や趣旨、想いに溢れ行動がそれに伴っていると心から実感いたします。

まだまだ勉強することは多いと思えるひとときでした。

それにしても超一流の方ほど、その方の心の温かさが自然と伝わってきて、その佇まいに心からの尊敬の念を感じる私です。

松浦大使、お誕生日おめでとうございます!




東京・丸紅ホールにて

 東京・丸紅ギャラリーにて、2023912日から1014日まで、「濱野年宏 伝統と現代のハーモニー 聖徳太子絵伝四季図大屛風(中宮寺蔵)と新作」(以下、「本展」)開催されています。

聖徳太子ゆかりの寺、奈良中宮寺新御殿の鳩和殿建立にあたり、濱野年宏氏が 
芸術プロジェクトの一つとして制作した「聖徳太子絵伝四季図大屛風」
および同氏の新作の展覧会です。

本展のためのオープニング記念コンサートが916日に開催され
多くの方がお越しくださいました。
 
濱野画伯とのご縁は、以前にもこのブログに書かせて頂き、皆様もご存知と思います!
 
当日は展示作品のイメージと繋がり、本展の世界観を充分に味わっていただけるよう、
オリジナル楽曲を集めた『聖徳』の中からも演奏させて頂きました。
 
演奏をつとめた世界遺産トーチランコンサートオーケストラ・スペシャルメンバー、
そして東邦音楽大学附属中学高等学校合唱団にお客様から大きな 拍手を寄せて頂きました。
 
皆様、ぜひ、丸紅ギャラリーにお越しいただき、本展を御覧いただければ幸いです!
 
濱野画伯はじめ、丸紅ギャラリー関係者の皆様、オープニング記念コンサートに関わってくださった全ての皆様に、心から感謝申し上げます。
 
このコンサートの模様は後日、YouTubeでご観覧いただけます。
ご案内は、また追ってお知らせさせて頂きます。