2014年9月11日木曜日

TIAT合唱団お披露目、音舞台、西安

皆様

お元気ですか。
私は相変わらずです。

愛犬ピピアンも、咳は多いものの
酸素室のおかげもあり、元気を保っています。

羽田空港国際線では、日本橋を再現したモニュメントや新しいホールが完成し、
8月28日に式典がありました。

この中で、TIAT合唱団さまが初舞台を踏まれ、
私の楽曲でありユネスコ公式ソングの「peace of mind」と、
羽田空港国際線拡張記念曲の「From Japan to the world sky〜繋がる空」が
団員の皆様の張りのある美しい声によって会場に清らかに響きました。

また、Peace of mind では、団員の有志の皆様による手話の振り付けもあり、
より歌詞の意味合いを深く伝えていただけることとなりました。

合唱団の皆様、ソロを歌ってくださった村山さん!
美しく温かい響きでしたよ!!

村山さん、そして合唱団の皆様には深く深く感謝申し上げます。

また、この場を与えてくださった関係者の皆様にも
心から感謝しております。





なんだか泣けてきてしまって、
ちょっと自分で恥ずかしかった。。。。。

団員の皆様の歌声が身にしみました。

毎回、練習に出るのは難しい勤務状態であられるのに
時間を見つけて参加くださったり

休日なのに練習に来てくださったり。。。。。

9月2日付けの朝日新聞でも取り上げていただき、
合唱団の皆様の志が紙面からも伝わったと思っています。


皆様は  羽田空港国際線内では、他にプロフェッショナルのお仕事をお持ちで、
それゆえ、プロの合唱団ではありませんが
気持ちも歌声も、アマチュアの域を超えておられます。

特に思いは、プロ以上!

それゆえ、私は本番でのコンサートでは
場を与えていただいていることへの感謝とともに

出演いただくTIAT合唱団の皆様が安心して
心から楽しんでステージに上がっていただけることに徹しなければと思っています。

本番前というのは時間があるようで無いようで、、、
お化粧直しひとつとっても、やはり余裕を持っていたいもの。

それゆえ、事前のスタッフとの打ち合せや舞台監督樣方との
密なる連携が必要なのです!!

9月20日には羽田江戸舞台で世界遺産トーチランコンサートが
行なわれることになっており、
一般の皆様には、この場面でTIAT合唱団が初舞台となります。
(8月28日は、関係者さまのみの場面でのお披露目コンサートでした)

そこで、舞台監督の中でもプロ中のプロである
Yさんにも来ていただくことに!

彼は平城遷都1300年祭での複雑な場面をも鮮やかに仕切り、
その他、様々なユネスコパートナーシップ事業としてのコンサートを仕切ってくださり
また、この前の音舞台も、城之内部分を仕切ってくださいました。

大舞台だから、小さいライブだから、という「差別」は全く無く、
そのステージで、次にどんな方が控えていたとしても
「それがあるから、これが出来ない」という、
状況のせいにすることは一切なく

それはそれ、これはこれと、「今、誰がなにをすべきか」を
きちんと見極めてお仕事をされる方なんです。

どんな場面でも、心して臨んでくださる方です。

何が素晴らしいかというと
Yさんは、「まず出演者の身になって物事を構築する」という姿勢です。

ですから、事前の練習には必ず顔を出してくださいます。
本番前のリハや本番そのものの進行をよりよく進めるためでもあり、
出演者の不安を取り除くためでもあります。

私も奏者も、ある意味、慣れていますが、
それでも、Yさんの現場では、きめ細やかな配慮が、
練習時やリハーサル、ゲネプロにも行き届いていて、
それで私たちは安心してステージに上がる事が出来ます。

ましてや、しょっちゅうステージに上がっているのではない出演者さまがおられれば、
なおさら!
その方々へのケア(それは入り時間だったり楽屋周りだったり、時間配分だったり)も
非常にきめ細やかなんです。

でもYさんからすれば
「プロのステージングからすれば、きめ細やかな準備をするのは当たり前ですよ」と。

ああ、やはりYさんはプロ中のプロ!

意識が高いということは素晴らしい。

私も見習わなくてはいけません。

奏者や出演者に、リスペクトしている姿。
私も奏者や合唱団、スタッフに対してリスペクトしています。

そして何より、そのお互いがしっかり連携し合うステージの先には
足を止め聞いてくださるお客様がいらっしゃいます。

その「想像力」があるかないかの差ですね。。。。。

それに、Yさんは
城之内音楽を愛し、さらに、ユネスコ本部のユネスコ憲章を熟知し、
国連の在り方〜ユネスコ本部の志〜さらには
なぜ、羽田空港国際線で、ユネスコ本部パートナーシップ事業として世界遺産トーチランコンサートを実施しているのかの意義を、誰よりも良く理解されている方です。

私には、心をともにする素晴らしい奏者、
トーチランコンサートをこよなく愛するスタッフとともに、
今はTIAT合唱団がいてくださいます。

この信頼関係は、とても重要な事です。

今後、どこまで自分の精神が持つか解りませんが
与えられた場面を真摯に感謝とリスペクトを持ってのぞんでいきたいと思います。

Y さん〜〜!!!!
9月20日の現場や事前練習に来ていただけること、
本当にありがとうございます。。。。。!!!!

ボランティア状態でのコンサートなので、ご一緒したくても出来ない
状況があったりするのですが、今回は、本当に状況をご理解戴き、
助っ人で来ていただけること、本当にありがとうございます。

奏者様も合唱団さまも安心してステージに上がることが出来ます。
感謝。。。。!


そして、羽田の式典の後、飛び出しで、音舞台の場当たりのために奈良;薬師寺へ。。!

Y さんや、音響Aさん、これまた素晴らしいMBSさまのスタッフさまが待っていてくださいました。
ヘアメイクの彰子様やアテンドのKさん、本当に温かなフォローとアテンドを
ありがとうございました。。。。!!!!

きちっと流れが作られていて、
こういう現場の流れが素晴らしいです。。。!

いま、誰が何をするのか。
その統制と連携がしっかり取れていて、
やはり感心いたします。

追っかけで、音舞台にて城之内の楽曲を演奏くださる、
毎度感謝の奏者の皆さんが来て、
夜は飲み会!

翌日はゲネプロで、実際にお客様に来ていただいての収録でしたが
あいにくの雨。。。。。

ですが、翌日の本番では見事にお天気が回復。

幻想的な雰囲気の中で、TENPYO〜Vol.1〜ASIAN WIND.
Shangri-laを演奏させていただきました。

ご奉納させていただくという言葉さえもあまりある、
尊い場所での演奏でございました。

ユネスコ世界遺産条約35周年記念コンサートの
記念組曲の中からのナンバーでしたが、
奏者の皆様の素晴らしい演奏により

私が音符で描いた「シルクロードの栄光盛衰」と
「古の旅人がかつてのシルクロードを旅する中で見たであろう
未来の光」の光景が、そのまま音になって表れて、

本当に素晴らしい演奏をありがとうございました。
一緒にピアノや指揮をしていて
気持ちが一体となった演奏でした。

この奏者さまの力量、才能。
凄い!
素晴らしいメンバーさまに演奏いただく喜び。

ありがとうございます!

他、素晴らしい出演者の皆様で光栄なるステージを踏ませていただきました。
ありがとうございました。

すみません、写真を撮っていませんので
この模様はオンエアで!笑。

そして、そのあとは昨年も演奏させていただいたクラブ関東様での「土曜サロン」。

こちらも大変感激の演奏をさせていただいて、
幸せを実感いたしました。

高桑さんの演奏は際立って素晴らしかった。。。。。!
東邦の合唱の皆様もありがとうございました!

写真が未だですので、これは追って掲載いたします。


そして、以下は私は作曲家としてのお仕事でしたが

いつも私の曲を心からの演奏で表現くださる
中国琵琶のシャオロンさん。

西安国立管弦楽団をバックに、
シャオロンさんが私の曲「五弦琵琶:西安奈良行」のソロを
兵馬俑のある世界遺産場所で、演奏されたのです!!!

しかも、、、指揮はタンドゥン先生です!!

このコンサートは、
音楽絵巻のようなコンサートで、
シルクロードの、それぞれの国を代表する作曲家の作品をひとつずつ、
その国や地域を代表する素晴らしい奏者の演奏で
シルクロードの音楽歴史を辿るというものです。

私は日本の作曲家として、
そしてシャオロンさんは中国と日本を代表して、
正倉院の五弦琵琶の演奏によるコラボレーションでした。

長らく日本での演奏をされてきたシャオロンさんだからこその、
大陸文化から伝わってきた正倉院の五弦琵琶の演奏が許されています。

このコンサートの最後はタンドゥン先生の曲で、
この全ての奏者と西安オーケストラで締めくくったそうです。


私は現場には行けませんでしたが
私の曲が、このような形で演奏いただけたこと

もう本当に幸せ過ぎです。。。。。!

自分の曲を自分で指揮するのではなく
かつてはブザンソン指揮者コンクール優勝の(私も同時期、
同じコンクールでブザンソンに!)の曽我大介様に指揮戴いたこと。

そして今回は、タンドゥンさまの指揮で
私の曲が、西安の空に響いたこと。

なんという感動でしょうか。。。。。!!!

タンドゥンさまも私の楽曲を大変気に入ってくださったと、
シャオロンからのご報告があり、安堵しております。。。。

シャオロンさま、タンドゥンさま、
心から感謝しています!

この曲は、これから日本でもシャオロンに演奏いただきたいと
切に思っています。

写真掲載いたしますね!

それではまた!