2013年3月31日日曜日

ユネスコ本部会議


三寒四温を繰り返す今日この頃ですね。

今年は桜の開花が早くて、恒例の「金八先生お花見会」も桜が散ってからの開催になってしまいました!笑。
でも、番組が終わっても、スタッフや出演者の皆様の笑顔に再会出来る素晴らしい機会なので、それだけでも最高の「笑顔満開の瞬間」です。
いつも幹事をなさっているあっこさん達に、心から感謝です。

さて、私はパリのユネスコ本部での会議に出席。
ユネスコ本部文化のトップであり前の世界遺産センター長のフランチェスコ・バンダリンさんとも懇談と会食をいたしました。
同時に、世界遺産トーチランコンサートのパートナーシップ延長の調印式があり、すべてが和やかに温かい時間とともに最高の時間を過ごすことが出来ました。ユネスコ本部の私の担当者の皆様には、本当に心から感謝しています。

ユネスコ平和芸術家の任務は生涯のものなのですが、パートナーシップは数年ごとの更新です。これからも身を引き締めて『世界遺産トーチランコンサート』を続けてまいります。

ユネスコ本部にあるショップ(世界遺産の本やユネスコのグッズなど販売)に、 私のCDも売っているということで、担当者のリヴィオさんが「もう売り切れているかな、そんな話がありますよ」と。
ショップの担当者さんが「これから仕入れる」とおっしゃっていたのは既に売り切れたからだったのだ(これから初めて仕入れるのかと)、と、仏語の訳を微妙に間違えていた城之内です。笑。

でも、とても嬉しいです!

フランチェスコ・バンダリン氏は、いつも以上にお忙しかったにも関わらず、 満面の笑みで迎えてくださいました。
私とお会いするタイミングにローマ法王就任式ご出席が急遽決まったため、ご自身の日程のやりくりが大変なことに。。。。
ですがフランチェスコはスケジュールをしっかりと空けてくださいました。本当に有り難いことで、心から感謝申し上げます!

また今回は、ここ2年間、TRCで合唱でご参加戴き、素晴らしい活躍をしてくださっている東邦音楽大学附属東邦中学高等学代表団の方々にもユネスコ本部訪問をしていただきました。
三柴教頭先生、布目先生、そしてソロで活躍くださった美優ちゃん、
ありがとうございました!

フランチェスコも、東邦からの表敬訪問に大変喜んでくださり、
「これからもTRC、そしてミサの音楽を通してユネスコの取り組みを全世界の人々と分かち合ってくださいね」というお言葉を頂戴いたしました。

せっかくパリまでお越しいただいたので、合間の時間に一緒にパリにある世界遺産をご案内しました。また凱旋門やガルニエのオペラ座、ベルリオーズの家にも。(初めて行きました!)
少し足を伸ばしてベルサイユ宮殿にも。
宮殿の隣のパレデコングレで、大和路シンフォニーのフランス初演を行ったので、私には感慨深い場所です。
また、以前、城之内がユネスコ世界遺産条約35周年記念でコンサートをさせていただいたパリ最古の教会:サンジェルマン・デ・プレ教会にもご案内しました。

ここでの再演を考えている私ですので、改めてこの場所を訪れる事が出来て、 ご縁の深さを実感しました。
当時、コンサートでの国立パリ・オペラ座管弦楽団の奏者たちの演奏の素晴らしさと崇高さはは勿論のこと、デプレ教会にあるパイプオルガンを弾かせて頂いた私は、この音色に、そして響きに非常に感動したものです。全曲自作品の演奏でしたが、また新たな曲を書き下ろして必ず再演します。

パリ滞在は短かったのですが、最後はユネスコ本部でのレセプションにご招待いただきました。
中央アジア・コーカサスからのご招待で、フランチェスコのスピーチも!
お料理の美しい盛りつけにも感嘆!

フランチェスコの歓迎のスピーチの最中に、ご招待されていたお客様のお子様がステージに歩いてきてしまい、ひょっこり表れた可愛いゲストにフランチェスコが「おっと、キミもスピーチするのかい?」とおっしゃって場内爆笑。

ユネスコ・パリ本部の7階にあるレストランから見るエッフェル塔の風景もステキです。

写真を列挙しますね!
皆様もご自愛ください。


(ユネスコ・パリ本部正面にて三柴教頭、高三 鈴木美優さんと)


(フランチェスコ・バンダリン氏と、ユネスコ本部の庭にて)


(三柴教頭先生、布目先生、鈴木さんもご一緒に)


(懐かしい場所)


(ベルサイユ宮殿)


(ベルリオーズの家をバックに)


(ガルニエのオペラ座)


(中央アジア コーカサスのレセプションにて)





2013年3月9日土曜日

倉敷の小春日和

先日、岡山県倉敷市での、国際フォトジャーナリスト:河田雅史先生の写真展内で、
被災地へ復興の祈りを捧げるライブを行いました。

河田先生初め、地元の皆様の温かいおもてなしのもと、
写真展でのライブは、とても優しい空間でした。

昨年のニューヨークでのことを思い出しました。

老舗の蔵での響きは美しかったのですが、昭和30年代に購入されたというピアノは、
調律師さんもお手上げの、ほとんど使われていないピアノでした。

それでも、心込めてこの日のためにお手入れしてくださったご苦労の跡が偲ばれ、
わたしも、このピアノが目覚める瞬間に立ち会ったような気持ちで、
オリジナル曲を演奏させていただきました。

「命の絆」というタイトルの写真展にふさわしいピアノの音色だったのだと思います。

河田先生、主催の西国屋ホールさま、関わってくださった皆様、お越し下さった皆様に心から感謝申し上げます。




2013年3月1日金曜日

『うつのみや 人づくりフォーラム』は心あるひとたちで作られています

2月24日の日曜日は、「第5回 うつのみや 人づくりフォーラム」にて、
世界遺産トーチランコンサート Peace of mindキャンペーンが実施されました。

会場となった宇都宮市立南図書館には多数のお客様が来場され、
様々なイベントにご参加されました。

私も外で行われているイベントを見てみたかったのですが、
(学生さんが作られたラーメンもあったようです~~)
図書館ホールでは、学生さんたちのステキなパフォーマンスを拝見させていただいていたのでした!

どれも素晴らしいです。。。。
日頃の努力の賜物ですね。

このあと、図書館のホールでは第八代ユネスコ事務局長:松浦晃一朗さんと、
わたしの『ドリームトークショー」と、世界遺産トーチランコンサートが行われました。

トークショーでは、ユネスコと取り組みや世界遺産保護の重要性などをお話させていただき、
終盤では未来を担う学生さんとの質疑応答もあり、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。

学生さんは、仏語、英語で松浦さんに質問され、
それに松浦さんが流暢な仏語と英語でお答えになる場面も!

松浦さんとご一緒は、大先輩ですしユネスコの事務局長でもあられたかたなので、
緊張いたしますが「ミサさんと私はもう、長年のコンビですから!」と
笑顔で励まされ、そのお言葉に支えられ、トークショーをつとめることが出来ました!

またコンサート部分では、高桑英世さんとシャオロンさんの相変わらずの美しい音色とともに、
今回のゲスト、陽南中学合唱部が実に見事な歌声をご披露くださり、
世界遺産トーチランコンサートを盛り立ててくださいました。

リハーサルでも感じたのですが、
陽南中学校の合唱部の皆さんは、先生のご指導のもとで、
自発的に音楽を作っていっている感じがあって(整列するにも、リーダーがいて、
パシっと決まる、その動作のキビキビしたこと!)、とても清々しい。。。。

自分たちの、つまり陽南中学サウンド(スタイル)があるのです。
そしてそれは、学生さんたちで自ら作り上げているんですよね。。。
(そう、感じられる)

歌声もとても大人っぽくて、そして美しい。。。!

さすが合唱コンクール全国大会・金賞の歌声は、
限りなく豊かで、一糸乱れぬ合唱でありながら、どこか自由おおらかで、
皆さんの音楽への取り組み方、生きる姿勢を感じました。

それと、ご挨拶の仕方も本当に素晴らしいものでした!

私自身が襟を正さねばとおもえるほど、彼らのご挨拶の笑顔とハキハキした受け答えに、
そう、なんというか、武士道的な、求道士的な、そんな崇高な感じさえ覚えました。

ご一緒してくださり、心の底から感謝いたします!

今年で二度目のこのステージ。
たくさんの思い出とともに、素晴らしい人たちが心を込めて
このイベントに関わっておられる姿にジーンとする私でした。。。!

それと、お弁当!!!
学生さんたちが考案したお弁当を頂戴しました!
すべてに美味しく、しかも、体のためを思う素材とレシピ!
本当に美味しかったです!

宇都宮市教育委員会の皆様、陽南中学校のみなさま、スタッフの皆様、
奏者の皆様、松浦様、そしてご来場くださったすべてのかたに、
厚く御礼申し上げます!!

また来年も来れたらいいのになぁと、
高桑さんとシャオロンさんと、松浦さんで、
ホームでしんみり、、、、。(宇都宮の皆さんと離れがたく、、、)

本当にありがとうございました!
またお会いしましょう!