先日、岡山県倉敷市での、国際フォトジャーナリスト:河田雅史先生の写真展内で、
被災地へ復興の祈りを捧げるライブを行いました。
河田先生初め、地元の皆様の温かいおもてなしのもと、
写真展でのライブは、とても優しい空間でした。
昨年のニューヨークでのことを思い出しました。
老舗の蔵での響きは美しかったのですが、昭和30年代に購入されたというピアノは、
調律師さんもお手上げの、ほとんど使われていないピアノでした。
それでも、心込めてこの日のためにお手入れしてくださったご苦労の跡が偲ばれ、
わたしも、このピアノが目覚める瞬間に立ち会ったような気持ちで、
オリジナル曲を演奏させていただきました。
「命の絆」というタイトルの写真展にふさわしいピアノの音色だったのだと思います。
河田先生、主催の西国屋ホールさま、関わってくださった皆様、お越し下さった皆様に心から感謝申し上げます。