2014年10月31日金曜日

美しい空と歌声

先日は、岡山で合唱のリハーサルがありました。

これは『岡山ESD』というもので、文科省の報道発表の引用ですと

『11月に我が国で、日本政府と国連教育科学文化機関(ユネスコ)の共催により開催 する「持続可能な開発のための教育(ESD※1)に関するユネスコ世界会議」につい て、会議の詳細が決まりましたので、お知らせします。
本世界会議は、ユネスコ加盟国から、閣僚級をはじめ約2,000人の参加を得て、 「国連ESDの10年」(2005~2014年)を振り返るとともに、2015年以 降のESDの更なる推進方策について議論する予定で、我が国で開催される過去最大規 模のユネスコの会議になります。』

という教育国際会議が岡山であり、
このオープニングセレモニーで、ユネスコ公式ソング『Peace of mind』を
歌っていただく現地の合唱団の皆様とのリハーサルだったのです。

ESDとは、持続可能な開発のための教育、というものです。

リハーサルは、とても感動的でした。

羽田から岡山へ向かう飛行機から見た空。
そして岡山空港に着いたときの空。

真っ青で、あんまりきれいな空。
その、空のように
桃太郎少年合唱団&岡山市ジュニア合唱教室による合唱 は
未来への希望に満ちあふれ、それはそれは心洗われる合唱でした。






本番はもうすぐ。。。!

ステージでご一緒出来る事、心待ちにしています!


京都世界遺産サミット

そして岡山の後は、世界遺産サミットでの世界遺産トーチランコンサートとして参加させていただきました。



高桑英世さんと二人の演奏で
「浄土〜シーズンズ」。

高桑さんの音色は本当に素晴らしいです。。。。
ピアノ伴奏をしつつ、作曲家冥利に尽きるなぁーとしみじみ。

そして『peace of mind』をラストに。

合唱は、東邦音楽大学附属中学高等学校合唱団の皆さん。
私は指揮をしたのでピアノは生徒さんでした。

とてもきれいな歌声とステキなピアノ伴奏。

東邦合唱団は、どうしてもこの世界遺産サミットで歌いたいと切望され、
わざわざ東京からお越しいただきました。汗!


世界遺産がある地域の皆様で、どのように世界遺産を保全し
未来へ受け渡していくか。

伝統の継承などとともに大変意義のあるご講演とパネルディスカッションでした。

この尊い場面で演奏させていただくことが出来て、
本当に光栄なことだと実感いたします。

関係者の皆様、
本当にありがとうございました!

ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました!







2014年10月20日月曜日

前ユネスコ事務局長松浦さんのお誕生日と羽田シリーズ10「シルクロードNight」

すっかり秋らしい空。

眺めるたび、亡くなった母を思い出しています。

あれだけ憎んだ父にも逢えて、今はあの世で和解をしているだろうか。
愛してやまなかった犬達とも逢えているだろうか。

そして私は、いま、生きてここにいて

母や父とどう向かい合ってきたのか、
17歳だった息子を失った兄の悲しみを分ち合えてきたのだろうかと

日々、自問自答をしています。

この自問自答は生涯続くことでしょう。

おにいちゃん、どうしていますか。
夢ではママが哀しんでいましたよ。



さて、先日は松浦大使のお誕生日をお祝いする会にお招き戴き、
大変温かいおもてなしに便乗させていただきました!

ウズベキスタンの家庭料理は、その域を超えて、
素晴らしいお料理の数々。

シルクロード財団のマンスールさまの感銘受けるお話とともに、
奥様が作られたお料理を堪能。

学習院女子大学の阿曽村先生とともに、
松浦大使のお誕生日をお祝いさせていただいた素晴らしい夜でございました。

こういった方々から様々なお話を伺い、笑顔を交わす瞬間に
私の心は癒されます。

写真は、松浦大使がウズベキスタンの衣装をプレゼントされたときのもので
一緒に写真を撮っていただきました!



さて、先週は恒例のユネスコパートナーシップ公式事業世界遺産トーチランコンサートの
羽田シリーズ10が開催されました!

いつもの素晴らしい奏者のメンバーとともに、TIAT合唱団の皆様の共演は
とても感動的です。

今回のSOLOは、福本由美子さん!航空局の方です。
ご自身の思いを届けようと、その歌いっぷりと歌声は大変豊かに響き、
お客様の心にしっかりと届きました!ありがとうございました。。。。。。!

また合唱団の皆様の歌声に、
今回はじめてご一緒したキーボード信田さん(大変著名な作曲家であり編曲家です。
城之内とは30年来のおつきあいで、コンサートではキーボード奏者として参加くださっています)が、

「合唱巧い!ピッチもバッチリ!凄いですねっ!!!」って、リハのあと、真っ先に叫んでくださいました!

また今回は、シャオロンさんや二胡のチュネさんもご一緒で、
「合唱の訓練がとてもよく出来ておられますね!」と、感銘を受けておられました。

お二人の美しい音色や高桑さん、斎藤順さんのコントラバス、
船本さんの壮大なるパーカッションにも支えられ、とても心に残るコンサートでした!

お客様の中には、「また次回も来ます!」と声をかけてくださる方もおられ、
有難いことですね。。。。

写真は、これまでは学校の企画広報さんが撮ってくださっていたのですが
TIAT合唱団のときは空港関係者の方が撮っていただく記録写真なので、

お顔のアップが無く、ごめんなさい!

雰囲気だけでも伝わるといいのですが、、、、、、。

出演者の皆様、また、ご来場くださった皆様、
支えるスタッフの皆様に心から感謝申し上げます!





2014年10月2日木曜日

凄かったのでした。。。。!

ようやく写真が来ましたー!

9月20日、羽田空港国際線エアターミナル:
ユネスコパートナーシップ世界遺産トーチランコンサート
シリーズ10にて
TIAT 合唱団がデビューいたしました!

この文章の最後に列挙いたします!

今回の奏者、田代さん、庄司さん、高桑さん、信子さん、船本さんもご一緒です!

ラジオ深夜便や朝日新聞で取り上げていただいたこともあり
遠方からお越しになったお客様もおられました。

美しく、力強い歌声に
舞台監督の山崎さんも

「これはいいですね!」と太鼓判。

彼は世界遺産トーチランコンサートの演出も手がけるかたで
山崎さんが喜んでくださったことは私もとても嬉しいです!

また、この日は第8代ユネスコ事務局長の松浦晃一郎氏と
私の「ユネスコの取り組みトーク」もあり

コンサートの最後までご覧くださった松浦大使も
「とても良い合唱でした!素晴らしかったですね」と
感動のメールをくださいました。

今回のソロは星野さん!
良い声です!きれいな歌声をありがとうございました!

また手話でpeace of mindの歌詞を体現くださった団員の皆様、
心から感謝いたします!

羽田空港国際線で働く方々で結成された合唱団ですが、
このユネスコのパートナーシップ事業としての世界遺産トーチランコンサートのために
ユネスコの趣旨に共感して結成くださったものです。

この世界遺産トーチランコンサート振り返りますと、
つくづく、実感することがあります。 

2000年、自作曲が全米でチャートインしたのがきっかけで、米国・ロサンゼルスのコンベンションセンターでの公演を皮切りに、つい先日のモロッコでの公演まで五大陸で開催をしていますが、かれこれ14年余り。

NY・カーネギーホールや世界遺産そのものであるシドニーオペラハウスでの公演等、よくここまで続いたなぁとしみじみ実感しますが、世界遺産トーチランコンサートは私のライフワークといっても過言ではありません。


様々な国や地域で実施され続けてきたのは、各国の優秀な奏者の演奏や美しい合唱団の歌声のおかげです。
私が自作曲にて指揮とピアノを担当することが出来るのも、素晴らしい共演者が支えてくださっているからです。

共演者の皆様は私にとって大切な宝物であり、心の底から尊敬し、感謝をしています。

また、ユネスコ・パリ本部より、
ユネスコ平和芸術家に任命された際、今のミサのままの活動をされてください、
そしてこのコンサートとパートナーシップを結びたいとおっしゃってくださったこと。

とてもとても有難く、身が引き締まる思いがいたしました。

どの公演も感慨深いものがあるのですが、
今回のコンサートは、特に感動いたしました。

お忙しいお仕事の合間を縫って真摯に練習にご参加くださった合唱団の皆様、
出演者の身になって丁寧にご準備くださったスタッフの皆様、
合唱を支えてくださった奏者の皆様、

そして足を止め、最後まで聴いてくださったお客様。。。。。!

本当にありがとうございました!

いつか、、、ユネスコ・パリ本部の、
あのホールで一緒にコンサートが出来たらいいな、、、、。

次回の公演は、10/10 金曜日。
今度は5階EDO HALLでのコンサートです!

ではでは写真列挙!