2013年8月15日木曜日

作曲の合間に

東京も猛暑続きです。
皆様、本当にご自愛くださいね。

8月9日に行われた東京国際空港(羽田)での世界遺産トーチランコンサート・
シリーズ10には、たくさんのお客様が演奏を聴いてくださいました。

本当にありがとうございました!

写真がまだ手元に来ていませんので、
この模様はまた追ってこのブログにアップいたしますね。

ご出発前に足を止めてくださった皆様、そしてコンサートのためにわざわざ羽田まで
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました!

今回は、羽田がドバイへ就航したこともあり、
日本〜中東的なコンサート内容でプログラミングしました。

8月の夜にふさわしい「シルクロードNight」のステージだったとおもいます。

ステージの正面には飛行機が見えて、
私はふと、中東の空気を思い出していました。

それは、一昨年のバーレーンでのこと。

あの時期は、バーレーンの首都:マナーマで私の大きなコンサートがあり、
また、ユネスコ・パリ本部での、第35回世界遺産委員会(岩手県・平泉や
小笠原諸島が世界遺産になったときの委員会)のクロージングでも、世界遺産トーチランコンサート実施のご依頼があり、バーレーン文化省オーケストラの皆様が
私の曲を演奏くださる、ということで、そのリハーサルのためもあり、
何度か足を運んだのでした。

そのとき、バーレーン文化大臣さまのご招待で
バーレーンの世界遺産『バーレーン要塞:ディルムンの古代の港と首都』を
ご案内くださり、大変貴重な体験をさせていただきました。

景観の素晴らしさもさることながら、当時の文明の交易の場に、今、この世の、
このタイミングで自分がこの場所にいられることに、
なにか、とてつもないご縁を噛み締めながら、
バーレーン政府のご好意に感謝しながら、一歩一歩歩いたことを思い出します。

ただ、、、この地が海に面していることもあり、また、
時期的にも灼熱の太陽が照りつける中でもあり

ともかく、ひたすら、、暑かったのでございます。。。。!

確か、、、気温は45度ぐらいあったのではかったかと。
(バーレーン政府の方が『平年より今日はかなり暑いですよ』とおっしゃっていて、、)


でも、海に面しているとはいえ、湿度がそんなに感じられず、
カラっとした暑さなのでした。

ビル郡の中の、アスファルトの照り返しを受けながら歩く、
午後2時の東京のほうがキツいかなぁ。

ともあれ、バーレーンのホテルやコンサートホールは、
この暑さ故にキンキンに冷房がきいていて、寒いぐらい。

なので、ホテルの中では厚手のセーター、リハーサル中では
革ジャン着用でした。笑。いや、もう本当に寒いんです。

ホテル全体がキンキンなので、廊下から寒さが部屋に入って来る感じで、
部屋では「暖房」にしていたほどなんです。

寒くて寝ていられないのでございます。。。

トランジットのアブダビの空港も寒かった。
毛布がほしいほど。

何度かバーレーンに行ったのですが、
ドバイでのトランジットのときもありました。

アフガニスタンに行ったときも
ドバイでトランジット。

このとてつもなく巨大な空港は、
アブダビほど寒くはなかったですが
それでも、やはり、ずっといると寒い。

アフガニスタンでのトランジットは12時間ほどでしたが
やはり寒かったです。
毛布、ほしいなぁ。

唐突ですが、わたしはバーレーンが大好きです。

マイ大臣から戴いたパールのピアスは私の宝物。
このご縁を大切にしていきます。

さて、前置きが大変長くなりましたが
作曲の合間に、いつもコンサートやレコーディングでご一緒くださる皆様と
昨日は突然の飲み会に!

私も予定より早く曲が仕上がって、
そのタイミングでメンバーの皆様からもメールがあって

「じゃ、今日、集まれる人だけで飲みましょうか!」と。

今日の今日で、またお盆の時期でもあり、またレコーディングが入っていて参加出来なかったメンバーもおられました。

皆さん、突然でごめんなさい!

「次回是非是非!」「もう一度8月中にやってください」などなど
本当に嬉しいお返事が。

チェロの阿部さんのおかげもあり、
たくさんの奏者の方が参加くださいます。

作曲者にとって奏者は宝物。

こうやって一緒に飲んだりお食事したりする仲間がいて
私は本当に幸せです。

ありがとうございます!