2014年3月26日水曜日

3月9日 羽田シリーズ10のラスト!そして始まり。。。

3月10日は、羽田国際空港で実施されてきた「世界遺産トーチランコンサート 羽田空港国際線旅客ターミナル シリーズ10」の最後のコンサートでした。

10回、ずっと羽田空港国際線で演奏させていただき
感無量の最後でした。

2011年10月。

ここで、ユネスコ本部から預かった
フランスとドイツの子供達が描いた被災地を励ます大きな絵を
私のコンサートともにお届けしたのがご縁でした。

私自身の子供の頃の羽田空港の思い出については
アルバムのライナーに綴った通りです。

2011年10月は、ちょうど、羽田空港が再国際線化をして一年目でもありました。

「世界は見守っています。忘れません」というメッセージを込めて
子供達が懸命に描いた絵を見ていただき、
その思いを共有するにふさわしい場所だと思いました。

そのご縁は続いて行きました。
クリスマスや、大田区アプリコ大ホールコンサートのプレイベントとしても、、、。

そして、ユネスコ本部・世界遺産トーチランコンサートと羽田空港国際線が目指す「世界遺産保護、世界の平和と空の安全の願い」を更に多くの皆様にお伝えするため、羽田空港での城之内のコンサートは「シリーズ10」として繋がって行ったのでした。

その「シリーズ10」としての最後の演奏は、
「SAKURA JAPAN 東日本大震災追悼」と題し、
とても誠実で清らかな演奏でした。

桐山なぎささんのバイオリンソロの音色も
とてもきれいで、涙が出ました。

高桑さんの篠笛やフルート、ティンホイッスルは優しく輝く音色。
庄司さんのイングリッシュホルンの音色は、温かくも深い音色。
信子さんのお琴も、桜の花びらのようで可憐でした。

ソロ奏者の皆様、ストリングスの皆様、そして田代さんのキーボードとともに
私が曲に込めた思いは奏者の皆様の美しい音色によって
天高く昇華される瞬間でもあります。

決して忘れる事はないと、ご来場者さまの祈りとともに被災地に届くようにと。

東日本大震災も3年を迎え、レクイエムと復興を願ってのコンサートでした。

そして最後の私のトークでは、これまでの感謝をお伝えするとともに、
このシリーズ10は、4月からシーズン2として新たに10回のコンサートを
行うことになったことをお伝えすると、ご来場者さまから温かい拍手をいただきました。

嬉しかったです。。。。本当に。

というわけで、『世界遺産保護、世界の平和と空の安全を願って』
この言葉をキーワードに4月11日、「世界遺産トーチランコンサート・シリーズ10」のシーズン2が開幕です。

金曜日、19時からですよぉ〜!

お時間のあるかた、ぜひいらしてくださいね!