2013年4月18日木曜日

奈良~京都へ


先日は、第8代ユネスコ事務局長松浦晃一郎氏とともに
奈良~京都へ行って参りました。

奈良県中宮寺「鳩和殿」落慶にともない描かれた
濱野年宏画伯の「聖徳太子絵伝」四季図大屏風を拝見させて戴きに参ったのです。

濱野画伯はユネスコ・パリ本部でも展覧会を催され
松浦さんともご懇意で、私も是非、濱野画伯にお目にかかりたく
ご一緒させていただいた次第です。

濱野画伯がユネスコ本部で個展を開かれた2007年5月、
ユネスコ世界遺産条約35周年記念として
パリにあるサンジェルマン・デ・プレ教会で私のコンサートがあり、
とても深いご縁を感じています。

濱野画伯が15年の歳月をかけて描かれた屏風絵は
そのどれもが、濱野画伯の命のほとばしりであり
慈しみの世界が溢れていました。

真の芸術を目の当たりにすると
とてつもないショックを受けます。

まさに私にとってショックであり
涙が自然に溢れ、言葉になりませんでした。

感想を述べる最大級の賛辞の言葉が陳腐に思えるほど凄かったのです。

飛天さまも描かれていて、私の曲にも「HITEN」という曲があり、
早速、この曲を演奏してくださった
元国立パリ・オペラ座管弦楽団のソロだった
アランにも「凄かった。。。」と電話しました。

濱野画伯のお人柄がまた素晴らしく
この機会を与えてくださった松浦さんにも心から感謝いたします!

濱野画伯とコラボレーションをすることが実現したらいいな。
今の私の目標になりました。

翌日は京都での「ユネスコ世界遺産条約採択40周年」を
記念して作られた記念碑の除幕式に
松浦さんとともに出席させていただきました。

未来に繋ぐ世界遺産のための6項目の京都アピールが
刻まれています。

この瞬間に立ち会わせていただき
感激いたしました。

私もユネスコ平和芸術家として
これからも自身の作品とコンサートを通し
私らしく思いを伝えてまいります。

*掲載写真はすべて許可を得てございます

(中宮寺 鳩和殿内の『聖徳太子絵伝』)




(濱野年宏画伯より絵の解説を受ける。
第8代ユネスコ事務局長:松浦晃一朗氏、城之内ミサ)

(京都アピール モニュメント)